いきものタッチャーは、市民参加型生物モニタリングにおいて重要な種の判別という問題を、ゲーム形式で学習するためのツールです。ICカードに添付した写真を実際の生物に見立て、ICカードをカードリーダにタッチするアクションを生物の捕獲に対応させることで、生物をバーチャルに捕獲しながら素早く正確に種を判別する能力を訓練します。また多数の参加者の行動(いつどのカードにタッチしたか等)をアーカイブして分析することにより、参加者の種の判別能力をデータから分析するとともに、今後の市民参加型モニタリング計画の立案にも活用していきます。

現時点では、外来種の防除を目的とするセイヨウオオマルハナバチ監視活動、および都市環境や地球温暖化と生物分布との関係を調べる東京のチョウモニタリング活動に役立てるため、マルハナバチとチョウの種の判別を学習するためのゲームを提供しています。ただし原理的には、ICカードの表面に貼り付ける写真を変えるだけで、植物や動物を含むあらゆる種の判別問題にも利用できるはずです。今後はそのような可能性も検討していきたいと考えています。

詳細はこちら:http://agora.ex.nii.ac.jp/touch-catch/